2枚おめくりいただき、20ページ、21ページをお開きください。中段よりやや下、教育費でございます。教育指導費の特別支援教育推進事業費につきましては、特別な支援が必要な児童・生徒に対する介助員の追加配置に伴い増額するものでございます。
次に、小学校費、学校管理費の小学校校舎・体育館改修事業費(長寿命化)(その2)及び小学校校庭整備事業費(その2)につきましては、小学校の校舎外壁、屋上の改修及び校庭の整備を行うため措置するものでございます。
次の小学校維持管理事業費につきましては、原油価格高騰の影響などにより、光熱水費の負担が増加したことに伴い増額するものでございます。
1枚おめくりいただき、22ページ、23ページをお開きください。小学校維持補修事業費につきましては、老朽化等に伴い施設の修繕が必要なことから増額するものでございます。
次の小学校LED化推進事業費(その2)につきましては、カーボンニュートラルの推進等の観点から、照明のLED化を行うため措置するものでございます。
次に、学校保健給食費の単独調理場維持管理事業費につきましては、原油価格高騰の影響などにより、光熱水費の負担が増加したことに伴い増額するものでございます。
次に、教育振興費の小学校児童支援推進事業費につきましては、非常勤講師の追加配置に伴い増額するものでございます。
次に、学校給食センター費の施設維持管理事業費につきましては、原油価格高騰の影響などにより、光熱水費等の負担が増加したことに伴い増額するものでございます。
次の施設維持補修事業費につきましては、老朽化等に伴い施設の修繕が必要なことから増額するものでございます。
次に、中学校費、学校管理費の中学校校舎・体育館改修事業費(長寿命化)(その2)につきましては、中学校の校舎外壁、屋上の改修を行うため措置するものでございます。
次の中学校維持管理事業費につきましては、原油価格高騰の影響などにより、光熱水費の負担が増加したことに伴い増額するものでございます。
次の中学校LED化推進事業費(その2)につきましては、カーボンニュートラルの推進等の観点から、照明のLED化を行うため措置するものでございます。
次に、公民館費の厚木北公民館整備事業費につきましては、公民館建て替えに係る解体工事において影響を与えた周辺家屋に対し補償を行うため増額するものでございます。
次の公民館維持管理事業費及び1枚おめくりいただき、24ページ、25ページの上から2つ目、文化財保護費の施設維持管理事業費につきましては、原油価格高騰の影響などにより、光熱水費の負担が増加したことに伴い、それぞれ増額するものでございます。
次に、体育施設費の体育施設維持補修事業費につきましては、施設点検の結果、経年劣化による施設の設備の故障リスクが高いと指摘されたことなどに伴う修繕及び青少年広場の返還に伴う原状復旧を行うため増額するものでございます。
次の及川球技場維持補修事業費から猿ヶ島スポーツセンター維持補修事業費までにつきましては、施設点検の結果、経年劣化による設備の故障リスクが高いと指摘されたことに伴い、修繕を行うため措置または増額するものでございます。
続きまして、繰越明許費等につきまして御説明申し上げますので、5ページにお戻りください。
第3表繰越明許費でございますが、2つ目の小学校校舎・体育館改修事業(長寿命化)(その2)から中学校LED化推進事業(その2)までの5つの事業につきましては、年度内に事業が完了しない見込みであることから追加するものでございます。
1枚おめくりいただき、6ページをお開きください。第5表の地方債補正でございますが、3つ目の小学校整備事業及び次の中学校整備事業につきましては、事業の実施に当たり地方債を活用することから変更するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださるようお願い申し上げます。
4
◯寺岡まゆみ会長
質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。
最初に、環境農政部の所管科目について質疑を行います。
5
◯難波達哉委員
今、環境農政部のほうで環境事業課と生活環境課とあるんですけれども、全体的な部分で、今回、光熱水費の増加ということで説明がありました。その中で、地球温暖化をはじめ、あと、ウクライナ情勢とか、いろいろなことがあって、今、エネルギー価格が上がっている。あと資材の高騰もあります。やはりその辺を加味した中での今回の増額ということなんですけれども、逆に、決算の中にも入っていましたけれども、公共施設のエネルギーの調査とか、いろいろな調査も従前からかけていることがありますけれども、今回、こういったものが急変したことによっての補正という形ですけれども、大体今、現状で、これからエネルギー価格の上昇がどこまで続くのかはまだ分からない状況で、庁内では、上がれば上がる分だけ補正をかけるという考え方なのか、あるいはこれからのことを考えてどういうふうな取組をしているのか、それをちょっと確認させていただきたいと思います。
6
◯財政課長
まず、全体のところで予算の考え方だけ私のほうから御説明させていただきたいと思います。今回の補正予算につきましては、今、難波委員がおっしゃったとおり、原油価格高騰が主な原因になってございまして、今後につきましても、上限価格がまたさらに引き上げられるような話もメディアのほうでは取り上げられている状況でございます。私どもといたしましては、それぞれの施設等におきまして節減できるところはできるだけ節減した中で、かつ市民の皆様に御迷惑がかからない範囲での節減ということにはなろうかと思いますけれども、そういった中で最大限努力をした上で、足らない分については、施設を止めるわけにはいきませんので、必要な分については補正をお願いしてまいりたいと考えているところでございます。
7
◯寺岡まゆみ会長
ほかになければ、環境農政部の質疑を終結いたします。
ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。
午前9時39分 休憩
───────────
午前9時40分 開議
8
◯寺岡まゆみ会長
再開いたします。
引き続き、教育総務部の所管科目について質疑を行います。
9
◯新井啓司委員
21ページになります。教育施設課にお伺いするのですけれども、小学校校舎・体育館改修事業費、そして校庭整備事業費ということで入っておりますけれども、聞くところによると、これは同じ学校に工事が入るということなんですけれども、基本的なことで、もう対策は練っているのかなと思いますけれども、大きな事業が2つ入ってくるとどのような形で進めていくのか、そのスケジュールを併せましてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
10
◯教育施設課長
愛甲小学校東棟校舎外壁・屋上改修工事の施工期間は、令和5年7月中旬から9月下旬までの約2.5か月の間で行う予定になっております。また、愛甲小学校グラウンド改修工事は、7月上旬から10月下旬までの約4か月間を予定しております。校地内におけるそれぞれの施工場所は異なりますが、7月中旬の夏季休業開始から9月下旬までの期間は工期が重複しております。現在、両工事ともに実施設計を行っているところですので、児童の安全を第一に考慮した上で、学校と調整をしながら、工事車両と児童など人の出入りを分けるなど、安全に配慮した動線を確保していく予定でございます。
11
◯渡辺貞雄委員
今の21ページの件で、もう少し詳しく。今、工事をもう7月からやっているというふうに僕は聞こえちゃったんだけれども、それは実施設計の話なの。
12
◯寺岡まゆみ会長
令和5年から。
13
◯渡辺貞雄委員
令和5年の話ね。この予算は令和5年から使うという判断ですか。
14
◯教育施設課長
今御説明申し上げました愛甲小学校の外壁の工事及び愛甲小学校のグラウンド改修工事は、ここで国の交付金がつきまして、予算の補正を上げさせていただいておりますが、工事は今回、交付金の前倒しの設定になっておりますので、実際、工事は来年の夏休みを中心に行う予定になっております。現在、両工事につきましては設計委託を行っている最中でございまして、今年度中に設計が上がりまして、来年度、工事をする予定でございます。
15
◯渡辺貞雄委員
ということは、交付金をこの補正の前に交付いただいて、国から頂いたのがこのお金。それをどこの学校に充てるかということで、実施設計も含めて、工事も含めて、全体をこの予算でやるということで理解しちゃっていいのかな。
16
◯教育施設課長
申し訳ありません。工事は来年の令和5年にもともとやる予定で、今年度、令和4年度には設計をやっておりました。今回、交付金の前倒しができないかという問合せになりまして、こちらのほうで交付金を取りにいきたいと考えて、前倒しのエントリーをさせていただいて、今回、内定決定をいただいたところでございます。ですので、設計はもともと今年やる予定で、令和5年度に工事をやる予定だったものを、今回、前倒しで補正予算をさせていただいているところでございます。
17
◯渡辺貞雄委員
私のほうにも、文部科学省、そして国会議員のほうから連絡が入って、この予算がついたよという報告はあったんですが、逆に僕らはもっと早く、補正を組むにも当初予算に入るようにお願いできないか、あるいは工事というと大体学校の場合は夏休みを基本に考えて工事をするのが普通の話なので、その辺で間に合わないのかという話もさせてもらったんだけれども、若干遅いんですよね。これまた、つい最近、こういう補正が来たと思うんですが、学校ですから事故があってもいけないし、短期の時間で工事を進めなきゃいけない、そういうこともありますので慎重にお願いしたいということと、もうちょっと早く来れば夏休みに間に合うのかなというふうにも理解していますので、今後とも、その要望については早めにお願いをしていきたいと思っています。ありがとうございます。
18
◯望月真実委員
23ページの小学校、中学校のLED化なんですけれども、これについて、今回のこの補正で上がっている対象の小・中学校がどこで、どのくらいの教室というか、規模はどのくらいやるのか、御説明いただきたいと思います。
19
◯教育施設整備担当課長
国の交付金の内定によりまして前倒しいたしますLED化改修工事につきましては、小学校につきましては、相川小学校でございます。中学校につきましては、依知中学校でございます。規模でございますが、相川小学校につきましては、現在、照明器具が1232台ございます。このうち194台が既にLEDに更新済みでございますので、残りの1038台を対象に改修工事を実施するものでございます。また、依知中学校につきましては、現在946台の照明器具がございます。このうち193台がLED化更新済みでございますので、残りの753台を対象に改修工事を実施するものでございます。施設につきましては、全ての施設にあります照明器具を更新していく考え方でございます。
20
◯望月真実委員
これによって、市内の小・中学校のLED化の進捗率といいますか、進んだ率の全体はお聞きできますか。
21
◯教育施設整備担当課長
こちらのLED化の推進事業につきましては、今年度から2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた新規事業としてスタートしております。今年度につきましては、戸田小学校と睦合東中学校の2校を実施しておりまして、今、来年度の夏休みを中心に2校を実施いたしますので、36校中4校が来年度までに完了するような考え方でございます。それ以降につきましては、手法をいろいろ検討しておりますので、今後はできる限り、この2050年のカーボンニュートラルに向けて、できるだけ早い時期にこのような対応ができるように検討してまいりたいと考えております。
22
◯新井啓司委員
先ほどに戻ってしまうんですけれども、21ページの愛甲小学校の工事の関係なんですけれども、ずっと思い出していたんですけれども、児童の動線は恐らく南側の入り口なのかなと。西側にも狭い入り口がありますけれども、そこは多分車両等が入る動線なのかなと考えると、先ほども十分な安全対策をというのはあったんですけれども、今お持ちの安全対策に関わって、工事車両がどういうふうに入っていくか、まだそこまでのプランというのはあれでしょうか、お聞かせいただければ……。
23
◯教育施設整備担当課長
まず、愛甲小学校の外壁改修につきましては、東棟校舎、正門を入って左側の校舎、こちらは鉄筋コンクリート造の地上4階建て、1016.90平方メートルということで、規模的には比較的小さい校舎の外壁の改修になります。こちらにつきましては、工事車両につきましては、今、新井委員のお話があったように、西側の門からの工事車両の出入りを基本と考えております。ただし、夏休みに入ってから足場組みをします。それから、9月の土日などを活用して、今度、足場を崩す作業については、やはり大型のトラックが入ってまいりますので、このときだけは正門。時間を制限して対応していく考え方でございます。また、グラウンドの改修工事につきましては、今ちょっと工事担当課とも調整を図っておりますが、正門以外に仮設の工事進入路ができないかという検討もいたしておりますので、今後の設計の中でその辺の調整を進めていきたいと考えております。
24
◯新井啓司委員
ぜひよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
23ページ、南部学校給食センター費増の中で、施設維持補修事業費増があります。御説明をお聞きした中では、給水管等の工事というようなことも聞いているんですけれども、具体、御説明いただけるとありがたいなと思います。
25
◯学校給食課長
今回の補正に関しましては、新井委員がおっしゃるように、南部学校給食センターの給水管改修工事、あと冷温水管の改修工事の2本となります。南部学校給食センターは築40年を経過している施設で、配管関係の更新というのは今までやっておりませんでした。その関係で経年劣化による漏水が多々発生しておりまして、随時修繕等を行っておりますが、ここで躯体の解体、変更を伴わない大規模工事という形での優先度の高い箇所からの工事をさせていただくということで、今回補正を上げさせていただきました。
26
◯寺岡まゆみ会長
ほかになければ、教育総務部の質疑を終結いたします。
ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。
午前9時52分 休憩
───────────
午前9時54分 開議
27
◯寺岡まゆみ会長
再開いたします。
引き続き、学校教育部、社会教育部の所管科目について質疑を行います。
28
◯望月真実委員
23ページの厚木北公民館整備事業費の関係ですけれども、この周辺の各家庭への補償金という形なんですけれども、今これが出てきた理由等を説明願えますか。
29
◯社会教育部長
厚木北公民館につきましては、従前の公民館の解体工事を行ったわけですけれども、その解体工事が令和4年2月に終了いたしまして、その後、家屋調査などを実施しまして、周辺家屋等に影響を与えてしまったことが確認されましたので、その補償額につきまして算定業務を行っておりまして、ここで補償額が算出されましたので、この9月の補正予算にお願いをしたという経過になっております。
30
◯望月真実委員
その影響というのは聞いて大丈夫ですか、どんな感じだったのか。
31
◯社会教育部長
件数にしますと5件の家屋なんですけれども、コンクリート床のクラックですとか、その拡大ですとか、部屋のクロスにクラックが発生してしまったとか、また、外部のコンクリートブロックに隙間が発生してしまったとか、そのような状況が確認されましたので、補償させていただきたいということでございます。
32
◯望月真実委員
これで最後ですね、3回目なので。これに関して、一律幾らとかではないと思うんです、それぞれの金額が設定されていると思うんですけれども、この本市が提示した金額で、その5つの御家庭の持ち主の方々は納得がいくというか、これで折り合いがついている状態と判断してしまってよろしいのですか。
33
◯社会教育部長
5件の金額の大小はございますけれども、今、大体これぐらいの金額になりますということでお話しさせていただいておりまして、議決をいただけましたら、この金額でということで、きちんと丁寧に御説明をして御理解をいただきたいと考えております。
34
◯難波達哉委員
今の望月委員の質問と同じなんですけれども、今、近隣家屋へ調査をかけたということなんですけれども、実際これは、うちは影響を受けたよということで申入れるものなのですか。その被害を受けた家庭というのは、うちは被害を受けたよということで、申入れによってこういう形で補償するような形なんですか。
35
◯社会教育部長
まず、従前に、周辺の建物21件の事前調査をさせていただきました。解体後に、また21件調査をさせていただいて、5件そういう事象が発生してしまったということでございます。
36
◯難波達哉委員
では、その21件中の5件ということで、やはりある程度基準があった中で、ここまではこうとか、その基準というものは当然あるんですよね。
37
◯社会教育部長
まず解体の前に建物を見せていただいて、中の調査を行いまして、また解体の後に、もう一回、中の調査を行いまして、例えばこの亀裂は新しいものなので解体によるものだということが大体分かりますので、そういうことが発生したのが5件ということでございます。
38
◯渡辺貞雄委員
今と同じ質問ですが、注意を払って工事をされたわけですよね。当然事前調査をやって、事後調査。この事前調査と事後調査というのは市の範囲でやられるのか、逆に業者の範囲でやるものか。業者の施工に若干の問題があって補償が発生したということの、その辺の判断が当初から契約のときに入っていたかどうか。要するに、もし多少の被害が生じた場合は業者の中でやってほしいという契約になっていたのか、当初からもう被害が出た場合は市が対応するよということで今回こういう形で上がってきたのか、その辺の契約の話をちょっとお聞きしたいと思います。
39
◯社会教育部長
今回の契約等につきましては、ちょっと今、契約書のほうは確認できないのですが、この工事に関する振動の基準と申しますか、基準を超える振動は記録上なかったということは聞いております。ただ、その中でも5件そういう事象が発生してしまっているということで、これは業者の損失とかそういうことではないのですけれども、市のほうで調査を委託いたしまして、この5件については補償が必要だと判断したということで、今回補正予算に上げさせていただいたということでございます。
40
◯渡辺貞雄委員
今回の事案だけではなくて、土木工事にしても、建築工事にしても、あらゆる工事で全てこういう対応をしている思うのです。補償だけで予算が上がってきたというのはなかなか見当たらないので、少額ですが、その辺の対応は厚木市全体で同じ対応ではないかなと私は思うのですが、その辺のところがちょっと見えなかったので御質問させてもらったのです。
土木、建築いろいろ工事をやって、当然今の時代ですから、騒音、振動、あるいは事前調査、どこまでの範囲でやるかというのは当然やるわけですよね。今、下水のシールドとかをやっているのは沿線全部やっていると思うんだけれども、ちょっとそれとは違うんだけれども、そういう調査も含めて業者責任でやっていくのか。その後に、業者はここまでやったけれども、振動も騒音もなかったよ、法律違反していませんよ、だから、それを超えたものについては市で補償するんだという判断があれば、それはもうそれでいいんですが、今回多分それだと思うんですが、その辺をちょっと明確にしておいたほうがいいのかなと思うんです。意見があれば。
41
◯社会教育部長
まず今回の契約の関係では、こういった件の補償というのは、解体工事の契約については、補償は入れていなかったということでございます。また、市全体のこういった工事の場合においてどこまでやるのかというところは私も把握できていないんですが、前回の厚木南公民館の建築のときには、旧勤労福祉センターを解体したわけでございますけれども、やはり同様に事前と事後に調査を行って、同様に数件補償させていただいているという経緯もございましたので、同様のやり方で進めさせていただいたということでございます。
42
◯渡辺貞雄委員
いろいろ説明していただいてありがとうございます。まず、業者責任であるべきものは、やはり業者の範囲でやっていかないといけないのかなと思うので、その辺もこれから、施工管理という面ではしっかりやっていただくような指導もしていただければ、補償も少なくて済むのかなと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
43
◯新井啓司委員
21ページ、特別支援教育推進事業費増で、ここに622万7000円ついていますけれども、これは恐らく介助員の不足を補うためと認識しています。大変現場にとっては助かりますし、特別支援学級に通っているお子さん自身も助かりますし、保護者にとっても大変歓迎の事業だと思っていますけれども、もう少し詳しく説明していただけますか。
44 ◯教育指導課長
現在、136人の介助員を配置している状況でございます。当初、見込んでいたお子様方に配置をさせていただいていたんですけれども、学校訪問ですね、実際にお子様たちが入学して進学して、その状況を学校現場で見た中で、予定ではつけなかったんだけれども、特に新1年生なんですけれども、やはり幼稚園、保育園から上がってきて、なかなか落ち着かない部分などが出てしまっていて、新しい環境になじめない、そういうお子さんにも支援が必要であろうというところで、介助が必要なお子さんが当初よりも増えてしまったということで必要になっております。
45
◯新井啓司委員
今、教育指導課長から、学校訪問というお言葉があったんですけれども、こういうふうな事案に対して、やはり学校訪問がしっかり機能しているということで認識を新たにしましたので、大変ありがとうございます。
46
◯望月真実委員
今の介助員の件なんですけれども、この時期のこのタイミングで、最終日に議決をもってという形になるかと思うんですが、そこまで急いでいない介助員の配置なのか。本来だったら多分もっと急いだタイミングで、もう2学期が始まって、すごい中途半端な時期になっちゃっていると思うんですが、その辺の見解というのはどういう感じなんでしょうか。
47 ◯教育指導課長
今現在、やはり介助員は継続して募集をかけている状況になっております。その中で今現在は、やはり当初よりも多くなってしまっているところがあるので、お一方の介助員で2人の児童・生徒を見るという形を取って現在やっております。この補正をつけていただけましたらば、さらにそこから、今4名ほど面接をして登録ができている方がいらっしゃいますので、その方に入っていただくような状況になっております。
48
◯渡辺貞雄委員
25ページ、お願いします。スポーツ推進課の4件の事業が上がっておりますが、この老朽化というのは……。一番下は違うのかな、猿ヶ島のほうは空調関係だというけれども、この老朽化、なぜこの9月補正で上げて、当初予算として上げられなかったのか、そのタイミングをお願いします。
49 ◯スポーツ推進課長
この9月補正で上げさせていただきました理由でございますけれども、まず猿ヶ島スポーツセンターの空調機につきましては、今年3月に室外機の配管に亀裂が生じてしまいました。溶接で復旧しておりますが、経年劣化が進行して亀裂が再び生じやすい状況であります。また、冷媒ガスの供給が終了したことに伴い、次回の修繕が難しいということもございますので、このタイミングで補正をさせていただくことになりました。
また、南毛利スポーツセンターの維持補修事業費でございますけれども、こちらについては、4月に経年劣化により点字ブロックが破損してしまいまして、今、安全確保ということでカラーコーンでちょっと仕切っているのですけれども、緊急に修繕する必要がございますので、このタイミングで補正をさせていただくことになりました。
また、及川球技場の維持補修事業費でございますけれども、4月に点検を行ったところ、防球ネットの昇降用ウインチの芯の部分が老朽化により破損するおそれがあることが判明いたしましたので、このタイミングで補正をさせていただくことになりました。また、散策路については、舗装部分が樹木の根によって隆起しておりまして、大体この春頃からつまずくような危険が出てきているというふうな状況になりましたので、このタイミングで補正をさせていただくことになりました。
50
◯渡辺貞雄委員
私、前にもお話ししたと思うんだけれども、この中で指定管理制度を使って契約をされている。指定管理の中に軽微な補修等は当然入っていると思うんです。この辺の補修等の事業はどこまでの範囲で、どこまでが市の責任でやるという契約上の範囲の話をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
51 ◯スポーツ推進課長
指定管理者との基本協定の中で、小規模修繕、50万円以下の修繕については指定管理者で修繕を行うことになっております。また、50万円を超える大規模修繕につきましては市のほうで修繕をするという決まりになっております。
52
◯渡辺貞雄委員
だとすれば、及川球技場の舗装の部分の根上がり、こういうのは別個で補修で出せば当然50万円以下になるわけだから、そういうふうにまとめて防球ネットと一緒にやってしまうと100万円、200万円という数字になっていくでしょうから、その部分補修でここは早急にやらなきゃいけない、50万円以下のものだから早急に手当てしてくださいと、逆に指定管理のほうに指示はできないのですか。
53 ◯スポーツ推進課長
及川球技場維持補修事業費の増額部分についてでございますけれども、防球ネットの昇降用ウインチの交換修繕が見積額として198万円、それから散策路の舗装修繕料が220万円ということで、それぞれが小規模修繕の金額を超えているということで、ここで補正するのは合算しておりますが、内訳としてはどれも大規模修繕に該当するような案件になっております。
54
◯寺岡まゆみ会長
この際、委員として
発言したいので、暫時副会長と交代いたします。
55 ◯三橋文男副会長
それでは、暫時会長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。
56 ◯寺岡まゆみ委員
すみません、元に戻っちゃうんですけれども、厚木北公民館の関係なんですけれども、今回の部分は解体についての補償ということになったわけですけれども、今後、建設の段階に入るわけですよね。ですから、また同様の事柄が想定できるのですけれども、その対応は何か検討されているのでしょうか。この点だけお願いします。
57
◯社会教育部長
これから、来年度になりますが、建築のほうに入っていくわけですけれども、同様に調査をいたしまして、このような事象が生じましたら、補償ができるように対応はしていきたいと考えております。
58 ◯寺岡まゆみ委員
同じ場所で、同じ家屋、近隣21件という形で、建設でも大きな車両等も入ってくると思いますし、そこの部分では、当然何か起きたときには補償はしなきゃいけないけれども、補償せずとも済むような、工事関係者としっかりその辺の部分も注意をしていただいて、建設に取り組んでいただくような方向性をぜひお願いしたいと思います。
59 ◯三橋文男副会長
それでは、会長と交代いたします。
60
◯望月真実委員
すみません、最後にちょっと今の続きで確認したいんですけれども、例えば今回、この補正で5つの御家庭に対しての補償という形ですが、今、寺岡会長のお話で、例えば着工後にまたクラックだの何かが発生したときに、今回御納得いただくという前提だと思うんですが、それが例えば納得いかずに増額を申し込まれたりした場合の補正がもし上がってくるようなことがあるなら、工事後の追加の分と今回の5件に関するさらなる追加みたいなものが万が一起こり得るのであれば、それはきちんと説明いただきたいというのをお願いしておきます。
61
◯社会教育部長
今回、補償額につきましては国土交通省で定めております補償の基準に基づいて行うことになりますので、丁寧に御説明し、御納得いただけるように進めていきたいと思いますが、もし何か事態が変わったときには、また議会のほうにもきちんと御説明をいたしまして、対応していきたいと考えております。
62
◯寺岡まゆみ会長
ほかになければ質疑を終結いたします。
63
◯寺岡まゆみ会長
以上で本分科会で分担する案件に対する審査は終了いたしました。
なお、討論、採決につきましては、10月5日の予算決算常任委員会において行いますので、御承知おき願います。
これをもちまして、
予算決算常任委員会環境教育分科会を散会いたします。
(午前10時18分 散会)
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